京都市東山区の浄土宗総本山・知恩院で27日、除夜の鐘の試し突きがあった。僧侶17人が1本の「親綱」と16本の「子綱」をそれぞれ持ち、掛け声とともに親綱を持った突き手があおむけにぶら下がるようにして勢いよく鐘を突くと、重厚な音が響いた。
知恩院の大鐘は寛永13(1636)年に鋳造され、高さ約3.3メートル、直径約2.8メートル、重さ約70トン。日本三大梵鐘(ぼんしょう)の一つとされる。この日は僧侶35人が交代で綱を持ち、「ええい、ひとーつ」「そーれ」の掛け声で鐘を突いた。初参加の福嶋照空(しょうくう)さん(23)は「全員の息を合わせないと良い響きが出ないので緊張した。本番でもしっかりと勤めたい」と話した。
31日は午後10時半ごろから、108回突く。【花澤茂人】
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