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<認知症>鉄道事故死遺族ら「24時間見守りなんて無理」




 在宅介護に取り組み家族を失った各地の遺族が、予期せぬ賠償請求に直面している。認知症の人の鉄道事故。予防や安全対策が追いつかない中、遺族の監督責任だけが問われる事態に、「できるだけ住み慣れた地域で」という国の認知症施策は課題を突きつけられている。【銭場裕司、山田泰蔵、松下英志】



 2012年3月6日夕、埼玉県川越市の伊藤貞二(ていじ)さん(78)宅に近くに住む長女(44)が立ち寄り、首をかしげた。「お母さんは?」

 「寝ているだろ」。伊藤さんはそう答えて隣室の寝床をのぞいたが、妻敦子さん(当時75歳)の姿はない。悪い予感がした。まだ肌寒いのにコートは置かれ、必ず身に着けさせていたGPS(全地球測位システム)付きの携帯電話や名前と連絡先を書いた「迷子札」も布団に残っていた。

 予感は当たってしまった。敦子さんは自宅から約15分の東武東上線川越駅そばの踏切で、電車にはねられ死亡した。

 高度経済成長期に自動車部品工場で職場結婚して50年近く。敦子さんは孫ができたころから物忘れが目立ち、70歳を過ぎて近くの病院で胃がんを手術した際、「麻酔で症状が悪くなることがある」と告げられた。退院後、近くのスーパーから1人で帰れなくなり、事故の1年半ほど前に認知症と診断された。

 週に1度ほど徘徊(はいかい)があり、時折、道が分からなくなることはあったが、大声を上げたり排せつで困らせたりすることはない。要介護度は「部分的介護が必要」とされる「2」。施設に入れるほどではなく、デイサービスも利用しながら、敦子さんは住み慣れた家で穏やかに暮らしていた。

 事故当日は伊藤さんが自治会の用事で出掛けた直後、外に出たらしい。がんを手術した病院の近くで見たという人がおり、そこへ行こうとしたのかもしれない。伊藤さんは帰宅後、妻の不在に1時間ほど気付かなかった。

 「もう少し早く気付いていれば……」。悔いは残るが「できる限りのことはした」という思いはある。就寝時は部屋の出入り口で横になり、妻がトイレに立つ度に起きて見守った。近くの孫も一緒に外出する際、常に敦子さんと手をつないで注意を払ってくれた。万一に備え近所にも症状を隠さず伝えていた。

 事故の約2カ月後、東武鉄道から損害賠償を求める連絡が来た。請求は137万円余。年金暮らしの身にはとても払えない。相談した弁護士の尽力のおかげか、最終的に東武鉄道は事故対応でかかった人件費など自社分の請求を放棄。JRやバスなど他社への代替輸送分63万円余を支払うことで和解が成立したが、伊藤さんは「鉄道会社もどうすれば事故を防げるか考えてほしい」と思う。

 同種事故の裁判で、遺族に賠償を命じた名古屋地裁の判決(昨年8月)は「目を離さず見守ることを怠った過失」を認定した。伊藤さんは「介護実態に合わない」と怒りを覚える。「鍵をかけて柱にでも縛ってないと、24時間ずっと(の見守り)なんて無理。でも縛るのは虐待だ。判決通りだと買い物一つできなくなる。介護する人は一体どうすればいいのか」

 ◇「認知症の人と家族の会」の高見国生代表理事の話

 公共的な存在の鉄道会社が、社会問題でもある介護の難しさを考慮せずに賠償を求めるのは問題だ。家族も鉄道会社も事故は100%防げない。損害が補償される公的な制度を検討してほしい。

 ◇鉄道事故に詳しい関西大社会安全学部の安部誠治教授の話

 遺族に未請求の会社は認知症を考慮した可能性があり、妥当な対応だ。ただし、高齢化で将来事故が増えると会社だけに損害を負わせるのは酷だ。社会全体で対策を議論する必要がある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140112-00000002-mai-soci
※この記事の著作権は配信元に帰属します。





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すぎはら 美里(すぎはら みり)は、暴走族総長などの経験・気質から、視聴者や歌舞伎町内の人々から相談の絶えない存在となり、現在も多くの相談が寄せられる。とくに女性からの支持が多く、街角で呼止られ、そのまま相談といったケースもある。性格・面倒見が良く姐御肌だが、実はかなり天然ボケである。
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