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「王将」社長射殺事件後「“追悼餃子”で売上2割増し」




 昨年12月19日早朝、中華料理チェーン「餃子の王将」を全国展開する王将フードサービス(京都市山科区)の社長だった大東(おおひがし)隆行さん(72)が突然4発の凶弾に倒れた。「外食業界の数少ない勝ち組」とされる東証1部上場企業の名物社長が本社前で射殺されるという衝撃的な事件。京都府警山科署捜査本部は、犯行は計画的で背景にトラブルや怨恨(えんこん)がある可能性が高いとみているが、犯行の狙いや犯人像を絞り込めないまま、捜査は越年した。

 ■犯人の“誤算”

 事件で揺らぐどころか、むしろ高まったようにさえみえる王将人気の根強さは、犯人にとって最大の“誤算”だったかもしれない。

 「2割といったら、とんでもない数字です。亡くなってなお、大東がお客さまを呼んでいるのだと思います。こんな言い方をするのはおかしいのかもしれませんが、お客さまに来ていただくことが、なにより大東の供養になると思います」

 同社幹部は実感を込めてこう語る。

 ネット上では『追悼餃子』というフレーズが飛び交い、店で注文した焼きたてのギョーザを写真に納め、ツイッターなどにアップする人が続出した。

 同社によると、事件が起きた昨年12月19〜31日までの全店舗の売り上げは、前年同期比で1〜2割増加したという。

 売り上げ増は、ギョーザの味や接客だけでなく、原価率や人件費などの数字にもとことんこだわったというカリスマ社長の執念さえ感じさせるデータだ。

 1月6日、初めて記者会見に臨んだ渡辺直人新社長(58)も「利用客の励ましの声と店に来てもらうという行動が数字にもくっきり表れた。客に励ましてもらえることほどうれしいことはない」と述べた。

 王将の株価は事件当日の12月19日には、前日終値比110円安の3千円と急落したが、渡辺新社長の就任が決まったことを受け反発。すでに事件前を上回る水準になっている。

 犯行が経営にダメージを与える企業テロを意図したものだったとすれば、そのもくろみは見事に外れたかにみえる。

 ■王将「中興の祖」

 殺された大東さんは、創業時からのたたき上げで、王将創業者で初代社長、加藤朝雄氏の義弟にあたる。創業家から引き継いだ同社を、約680店を構える業界トップの中華レストランチェーンへと成長させた「中興の祖」とされる人物だった。

 業界関係者らによると、平成12年に4代目として大東さんが社長に就任した当時、同社は不動産投資や新しい業態の店舗の経営不振などで470億円の有利子負債を抱え、経営難を極めていた。

 大東さんはそこから、ギョーザを軸にした本来のメニューを重視する「原点回帰」を掲げ、不採算部門を整理するとともに、店舗拡大を進め、増収増益を実現した。

 セントラルキッチンでギョーザの皮やあん、麺などを用意するものの、店の厨房で料理人がギョーザを焼き、野菜を刻み、鍋を振る独特のスタイルを確立し、他のチェーン店との差別化を図った。

 21年の産経新聞のインタビューでは「足元をいかに強くするかに力を注いできた。提供する料理が『安い』『うまい』『早い』に加え、手づくり感を重視している」と強調している。

 そして、その強みについて「各店舗の店長が立地地域の特性を踏まえ、顧客ニーズの変化に迅速に対応できるよう、オリジナルメニューの開発・価格設定から販売促進まで裁量を与えている」と話していた。

 基本メニューさえ外さなければ、店ごとに異なるサービスを試みることをむしろ推奨した。その姿勢が、客が30分皿洗いをすれば無料になるといったユニークなサービスや、さまざまなご当地メニューを生み出し、業績アップにもつながったと分析されている。

 その経営手腕は「外食不況の日本にあって、数少ない勝ち組」(業界関係者)と評され、21年には、産業能率大が発表する最も優れた経営トップを企業経営者が選ぶ「今年の社長」で、日産自動車のカルロス・ゴーン社長らをおさえて7位に入ったこともあった。

 ■血のしょんべん

 座右の銘は「人を稼いで人を残す」。

 前段のインタビューでも「店長は最低でも4年程度、長ければ10年程度かけて育てる。当社の店長は単なる店舗管理だけでなく、仕込みや調理、人材管理などすべてを担当する。他社の店長より数倍は汗をかいているという自負がある」と、リーダー育成に並々ならない情熱をたぎらせていた。

 率先垂範の姿勢は有名で、ほぼ毎朝午前5、6時台に出勤。1人で本社前で水をまいて掃除する姿は、近所ではよく知られ、事件直前にも雑誌で取り上げられていた。

 22年2月発行の『なぜ、人は「餃子の王将」の行列に並ぶのか?』(プレジデント社)では、取材にこう答えている。

 「血の汗、血のしょんべんを流しながら働いた。うちの従業員はそれを見てる。だから、会社はまとまった」

 ■トラブルもあるが…

 ただ、経営などを巡るトラブルが、全くなかったわけではない。

 金沢の店舗では、客が店内で全裸になった画像をインターネット上で公開。同社が昨年9月に刑事告訴し、客が公然わいせつ容疑などで摘発される事件があった。

 男性社員からは長時間労働で鬱病を発症したとして、約2300万円の損害賠償を求める訴訟も起こされている。また昨年は写真週刊誌が創業者の孫の男性が平成20年に失踪したという記事を掲載している。

 大東さんが経営を引き継いで見直したとされる不透明な不動産投資や融資が事件につながったのではないか、といった憶測もあるが、いずれも十数年も前の話で、事件に直接結びつくかどうかは疑問符がつく。

 捜査本部は、個人的な怨恨が事件の背景にある可能性も含めて調べているが、同社幹部や家族は「全く心当たりはない」「仕事一筋で深刻なトラブルはなかった」と話しているという。

 犯人は、大東さんの出勤ルートや行動を十分把握していた可能性が高いとみられるが、社長が銃撃を受けた日の朝も普段通り1人で出勤していたことから、事前に深刻な脅迫行為などがあったとは考えにくい。

 ■犯行は一瞬

 事件当日の昨年12月19日。大東さんは午前5時半ごろ、いつものように妻に見送られ、自ら社有車のハンドルを握り、山科区内の自宅を出て南西約1キロにある本社に向かった。

 本社近くの防犯カメラが駐車場に向かう大東さんの車とみられる映像の後、本社別棟のセンサーライトの点灯とともに、カメラの前を横切る人影のようなものを写したのは同45分ごろ。 ほぼ同時に拳銃発砲に伴うとみられる閃光(せんこう)が複数回写っていた。複数の閃光は、車のテールランプの可能性もあるが、大東さんは降車直後に襲われたとみられており、いずれにせよ犯行時間はほぼ絞られる。

 その直後には、西から東の幹線道路の市道方面に向かう車両のライトが写っており、発砲から逃走までわずか数十秒の犯行だったとみられる。

 車を降りたわずかな隙に襲われ、至近距離から腹や胸を4発撃たれた大東さんは内蔵を損傷、大量の出血で午前6時ごろ亡くなった。

 大東さんは、スーツに入れていた財布などに十数万円を持っていたが、犯人は物色しようとした気配さえない。車にも百数十万円の現金が手つかずで残されたままだった。

 こうしたことから、捜査本部は、犯行は金銭目的ではなくトラブルや怨恨がらみとの見方を強め、本社社長室を検証、遺族の協力も得て自宅も調べた。持ち帰ったスケジュール帳や手紙などの分析を進めている。

 実行犯は、単独犯の可能性が高いとみているが、逃走を助けた共犯者や犯行を指示した人物がいた可能性は否定できない。

 ■残された実弾と薬莢

 残された物証は、大東さんの体内などから見つかった25口径自動式拳銃の4発の実弾と、現場近くに散らばっていた薬莢(やっきょう)だ。

 銃口の内径が約6ミリと、拳銃の中でも比較的小型で掌に収まる25口径拳銃は、大型の拳銃に比べ威力は劣るが、持ち運びには便利だ。発砲時の反発や音は少なく、海外では護身用などとして広く流通している。

 捜査本部は、実弾など遺留物の解析を急ぐとともに、現場周囲の防犯カメラの映像や近くを通過したタクシーなどのドライブレコーダーの映像分析も進めている。また、フリーダイヤル(0120・08・9110)で、事件に関する情報を、24時間態勢で受け付けている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140116-00000504-san-soci
※この記事の著作権は配信元に帰属します。





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すぎはら 美里(すぎはら みり)は、暴走族総長などの経験・気質から、視聴者や歌舞伎町内の人々から相談の絶えない存在となり、現在も多くの相談が寄せられる。とくに女性からの支持が多く、街角で呼止られ、そのまま相談といったケースもある。性格・面倒見が良く姐御肌だが、実はかなり天然ボケである。
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